コンサルタントのコモディティ化=中小企業診断士

診断士の橋詰秀幸さんが言っています。

「2次試験は官製コンサルタント選抜試験」だと。

この本の5ページにあるが。

出題者は現場内で生きていない学者。
その人達が学術的世界における思考と理論によって
机上論的テストを考案し、
回答者にもそれに沿った答案を要求する。

つまり
「学術的な型にハマったコンサル思考ができる人」
を合格者として選出する。
(合格者は受験者の2割程度に抑えるように選抜)

2次試験をパスすると
合格者の8割以上が
診断士協会が実施する実務補習に参加する。

それに参加した橋詰さんは
コンサル先企業へのアプローチの仕方が
参加者全員似ているなと感じた。

協会は「同じ思考ができる人材」
望んでいるのでしょう。

私は何が言いたいのかというと

診断士になっても
他の診断士と同じような商品*になったら
あなたに依頼したいクライアントはどこにいるのですか?

ということ。

*商品とは、コモディティティのこと。

私は診断士の勉強をしてもいいし、
(むしろ勉強しろ)
その資格を取ってもいいと思う。

ですが「私は中小企業診断士です」と
名乗ってはいけない!

「診断士の資格を持っています」と
聞かれもしないのにこちらから言ってはいけない!

資格保有をアピールできないなら
一生懸命勉強した意味がないやん、と思われるなら
資格取得にかかる時間を

「あなたしか頼めないことなんですよ」

という自分の『独自性コンテンツ』を磨いて下さい。

決してコモディティティになるな!!

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